こんにちは。
廣瀬造園です。
今日は、事務所スタッフのちょっと嬉しかった出来事をお届けします。
廣瀬造園の事務所の窓際には、いくつかの観葉植物が並んでいるのですが
その中のひとつ、クンシラン(君子蘭)が、
なんとこの春、数年ぶりに花を咲かせてくれました!
クンシランの花が咲きました!
長いあいだ、葉だけの姿で静かに佇んでいた鉢植えのクンシラン。
先日、ある朝ふと気づくと、中央から茎を伸ばし、つぼみをふくらませていたのです。
3月6日 花芽が出始めたころ
3月24日 蕾が大きくなりました。
しばらくそっと見守っていたところ、先日より花が開きはじめました!
3月26日 花が開き始めました!
「クンシラン」の名前に含まれる“君子”とは、
徳が高く品位のある人、人格者、高貴な人を意味します。
学名 Clivia nobilis の “nobilis”=「高貴な」に由来し、
日本語では「君子蘭」と名付けられたそうです。
オレンジ色が鮮やかです。
そのたたずまいはまさに、名前の通りの上品さと落ち着き。
訪問されたお客様からも「これは見事ですね」と声をかけていただくことが増え、
社内でもちょっとした話題になっています。
4月4日 満開に咲いています!
クンシランは、半日陰でも育てやすい丈夫な植物ですが、
花を咲かせるには少しコツが必要とも言われます。
水やりや温度管理はもちろんですが、
なにより「気長に見守ること」が大切なのかもしれません。
うまくいけば毎年花を咲かせることもできるそうなので、
ぜひ来年もこの喜びに出会えるよう、丁寧に育てていきたいと思います。
植物が花を咲かせるという小さな喜びを通して、
私たちの造園業への想いを、そっと思い出させてくれた気がします。
しばらくのあいだ、この花は事務所の窓辺を美しく彩ってくれそうです。
もしお近くにお越しの際は、ぜひご覧になってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。