夢庭心ブログ

夏の樹木の管理方法


夏の暑さが日に日に増している今日この頃。

私たち人間にも息苦しく、過ごしにくい、夏の暑さですが、
植物たちにとっても、非常に厳しい環境です。
  
そこで、今回は、夏の樹木の管理方法をご紹介いたします。
お庭の樹木たちが元気に夏を越せるよう、適切な管理をしてあげましょう!
 

ヒマワリが綺麗に咲きました!


1. 水やり

土が乾いたら根までたっぷり与えます。
時間は、なるべく気温の低い朝か夕方に。
鉢植えの植物には、鉢底から水が流れ出るまで水やりを行いましょう。
 
NG例:
炎天下での水やり
炎天下での水やりは、葉や花に水滴が付着し、レンズのように太陽光を集めてしまい、葉焼けの原因となります。
また、土の中が蒸されて根を傷めてしまう可能性もあります。
晴天続きの日は特に注意が必要です。
 
ポイント:それぞれの植物に合わせた水やりを。
植物の種類や、土の状況、天候などによっても水の与え方は異なります。
植物の特徴を理解するためにも、よく観察しながら水やりを行いましょう!
水やりのタイミングに悩んだときは、洗濯物の乾燥具合を基準にすると分かりやすいかもしれません✨
 

2. 日陰作り

夏の強い日差しは、植物の葉を焼いてしまうことがあります。
特に、日陰を好む植物や、若い樹木には、日陰が必須です。
遮光ネットや日陰樹の植樹などで、直射日光を遮りながら植物を保護しましょう。
  

3. 除草

雑草は、植物の栄養を奪い、生育を阻害してしまうため、こまめな草抜きが大切です。
どうしても除草が追いつかない場合は、除草剤の使用も効果的!
ただ、除草剤の使用は、周囲の植物への影響に注意しながら適切な量・タイミングでの散布が重要です。
弊社でも、除草剤散布の御依頼を承っておりますので、迷った時にはぜひお気軽にご相談ください。
 

4. 病害虫の対策

夏の高温多湿な環境は、病害虫が発生しやすい環境です。
適切な対応で、植物たちの健康を守りましょう!
 
定期的な観察:葉の裏側や茎をよく観察し、虫食い跡や変色など、異常を発見したら、早めに対応しましょう。
予防:病害虫が発生しやすい時期には、予防として事前に殺虫剤を散布しましょう。
薬品を使いたくない場合は、天敵となる虫が苦手な植物を近くに植える、天然の殺虫剤を利用するなどの方法もあります。
 

5. 剪定

夏は樹木が活発に成長するため、大規模な剪定は控え、軽剪定を行います。
伸びすぎた枝や葉を剪定し、通気性や日照をよくする他、樹木全体の形を整えることで、台風で枯れ枝が折れるなどの事故を避ける効果もあります。
 

事務所庭で見つけたセミ


最後に…

以上、一般的な夏の植物の管理方法をご紹介いたしました!
  
植物たちにとって、夏の時期の管理は、健康を維持するために特に重要です。
 
ご自宅のお庭について何かお悩みのことがございましたら、
ぜひ、お気軽に廣瀬造園へご相談ください。 
樹種や生育状況に合わせた適切な管理を行うことで、より美しい庭を長く楽しめるよう、ご提案いたします。
  
また、当ブログでは、みなさまのお悩みを募集しております。
「こんなことをもっと知りたい!」「こんなことに困っている…。」
などのご要望がございましたら、お答えしてまいります!
お問い合わせフォームや各種SNSより、お気軽にリクエストをお寄せください!

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました✨

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